経営理念

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私たちG-FASは、”For Client’s Best Interest”という考えを大事にします。
一般的にM&Aにおける財務デューデリジェンス業務は、監査法人の監査チームまたはトランザクションサービスチームが担ってきました。しかしながら、米国の企業改革法(サーベンス・オクスレー法)が制定されて以来、監査法人は監査人としてより強い独立性が求められてきました。今日でもデューデリジェンスは監査人の独立性を侵害するサービスとして位置づけられていませんが、潜在的なコンフリクトの存在や大手監査法人の数の減少に伴い、M&Aを活用されるクライアントの様々なニーズを満たすだけの体制が、必ずしも日本のM&A市場において確立されているとは言えません。

 

また、日本企業によるIFRS(国際財務報告基準)の適用が加速する中で、将来的には買収のれんの規則的な償却も禁止されることになれば、今後益々買収のれんの減損リスクは高まっていくこととなります。こうした減損を回避するためにも、まず買収価格の過払いを回避すること、ならびに適正に評価された買収のれんを買収後経営の中でいかに毀損させることなく価値創造を継続できるかが、M&Aの成否の鍵を握ります。そこで、M&Aの一連のプロセスの中で最も対象会社への直接的なアクセスが可能となるデューデリジェンスの重要性は今後益々高まっていくことが予想されます。

 

G-FASは、監査法人としてではなくM&Aにおけるデューデリジェンス業務を中心とした独立系の専門家集団として設立された会社です。それは、失敗しないM&Aの実現に向けたクライアントの皆様からの様々なニーズにお応えするために、単一サービスの提供ではなくM&Aに関するあらゆる知識、経験、ノウハウを身につけたプロフェッショナルがクライアントに対して価値を創出することを企図しています。私たちは、どの監査法人系列にも属さない独立の立場を貫くことで業務上の制約を受けることなく、”For Client’s Best Interest”という考えのもと、クライアントの最善の利益のために付加価値の高いサービスを提供することをお約束いたします。